エポキシエステルの特徴

1 分子鎖の末端に（メタ）アクリル基を含有するためＵＶ硬化が可能です。

2 種々のエポキシ骨格から合成する事が可能

• ・ノボラック型は、ガラス転移点が高く、耐熱性、電気特性が良好で、電材用途に使用されています
• ・ビスフェノール系は、強度，透明性，硬化性に優れ、コーティング剤に使用されています
• ・脂肪族系は、比較的粘度が低く、極性が強い。水系塗料，防曇・帯電防止塗料等に検討されています

3 原料の組み合わせによって、更に幅広い物性制御が可能

・オリゴマー化エポキシエステル
ジエポキシ化合物とジカルボン酸化合物との反応により、鎖延長が可能です。

部分変性エポキシエステル

エポキシ樹脂の一部のエポキシ基のみ（メタ）アクリル酸を反応させ、部分的にエステル化した樹脂です。エポキシ基とアクリル基を有しており、両構造の硬化特性を活かしたデュアルキュアや硬化性の差を利用した遅延硬化などへの応用が可能となります。